RECU『組み合わせる立ち絵』

　今年のRECU誕はlive2D用のデータを配布したい！……と準備したのは良いものの、手持ちのPCがlive2Dに対応していないという結果に。そこでこの素材をなんとか供養できないかな、と考えたのがこの「組み合わせる立ち絵」です。

 　内容は「背景透過したパーツごとの差分を配布し、お絵かきツールで重ねてもらう」というもの。イメージとしては手動きせかえ素材。正直需要がよく分からないので、今回変わるのは目・口・眉や汗などのおまけ・各パーツの位置のみ。これらを使って表情差分を作る、若干ですがポーズを加えることができます。

 ・目や口を組み合わせて立ち絵（またはアイコン）の表情を変える

・一部の目や口は開閉できる

 ・髪や腕の位置をずらして少し動きを加える（一枚で使ってもよし、複数用意してGIF等にしてもよし）

 基本的な内容は他の公式立ち絵と同じですが、以下の点が異なります。

 ・表情差分を制作できます。

 ・原型を留めた悪意のない加筆は可能です（はみ出した部分を削る、同色で塗りつぶす等）。

 ・イラスト単体での二次配布はできませんが、「何かのソフトに対応させた素材としての二次配布」なら可能です。経緯から、動かすのも大歓迎。その場合、

 [1]キャラクターはUTAU音源に付属するキャラクター、RECUであることを表示

 [2]イラストの著作権は作者・八歌に帰属することを表示

 [3]配布ページのリンク「https://ro-hp.jimdo.com」を表示（最新の利用規約があるため）

 [4]イラストをRECU以外のキャラクターに用いないこと

 の4点を守られますようお願いします。報告やリンクをいただけるのはとてもうれしいですが、必須ではありません。

配布素材を重ねて、背景を透過したまま保存してください。以下はその説明です。

 ・配布したpng素材

 ・レイヤー機能、背景透過したまま画像を読み込む、保存ができるお絵かきツール

 ※今回はお絵かきツールに下記を使って説明します。Android版はどちらもiOSに対応していますが、機能が揃っていれば他でも可能です。

Android版-アイビスペイントx（簡単に使いたい場合はこちらがおすすめ）

Android版-MediBang Paint（レイヤー数が多くなる場合はこちらがおすすめ）

Windows版-手軽に透明重ね（PC向けのシンプルなフリーソフト）

 [1]ダウンロードリンクから使用する素材をダウンロードします。

・各素材の位置を動かさないのであればA1～A3のファイルがおすすめです。

・各素材の位置を動かすのであれば、動かす部分だけB1～B3をお使いください。

・C1は各素材を動かすかに関わらず使えるおまけです。

・D1はBよりさらに細かく分かれた元々の素材です。数が多いため、あまりおすすめしません。

[2]ツールを立ち上げ、DLした目・口・おまけ(C1)以外の体素材を読み込みます。

素材名は、数字が小さいものが上、大きいものが下に重ねるものになっています。数字が同じ場合はどちらが先でも構いません。

・アイビスペイントx

新規作成：「マイギャラリー」→「+」→「写真読み込み」→「(サイズ)オリジナル」→「(線画摘出)キャンセル」

画像を追加：レイヤーアイコン→カメラアイコン→素材を選択→チェックマーク→「(線画摘出)キャンセル」

・MediBang Paint

 新規作成：「マイギャラリー」→「+」→「PNG/JPGをインポート」→画像をタップ

画像を追加：レイヤーアイコン→「+」→「画像を選択して追加」→素材を選択→「(何もいじらず)確定」→「(線画摘出)いいえ」

※MediBang Paintの場合、レイヤー数が多くなるようなら、レイヤーをフォルダー分けしておくと便利です。

・手軽に透明重ね

画像アイコンをクリック→素材を選択

または

「ファイル(F)」→「画像ファイルを追加(I)」→素材を選択

を繰り返す

［3］目と口を読み込みます。重ね順は「頭」→「目と口」→「ヘッドホン」です。

続いて任意でおまけ(C1)を一番上に読み込みます。

［4］任意でレイヤーを移動します。※移動しなくても作れます。動かさない場合は5へ。

・口を移動させる場合、重ね順は「口内」→「下唇」→「上唇」です。

・目を移動させる場合、重ね順は「白目」→「瞳」→「下まつげ」→「上まつげ」です。

・片方ずつ移動させる場合、レイヤーを複製し、左右どちらかを片方ずつ消しゴムで消してください。 

・口内や白目などが線からはみ出してしまう場合、消しゴムや同じ色を使って修正してください。

・アイビスペイントx

レイヤー選択画面で「レイヤー移動」→矢印と補完のみをオンにして移動＆回転

・MediBang Paint

移動：移動ツールを選択(「タップ位置のレイヤーを選択」のチェックを外す)

回転：下にある点線の四角アイコン→「自由変形」→台紙の外から回すようにスライド

・手軽に透明重ね

移動はできますが、回転はできません。

［5］背景を透過したPNG形式で画像を保存します。

・アイビスペイントx

「マイギャラリー」→作品を選択しアイコンをタップ(共有アイコンの右)→「画像を保存(透過PNG)」

・MediBang Paint

絵画画面でアイコンをタップ(一番左)→「png/jpg形式でエクスポート」→「PNG(透過)」→「OK」 

※この時点で保存されているので後は任意。画像を確認しないなら「キャンセル」

・手軽に画像重ね 

「ファイル(F)」→「名前を付けて保存(A)」→png形式で保存する